2023.11.14

N様邸新築工事の地盤改良中です

地上面から9m深くまで地盤に強度を持たせるために改良します。セメントによる直径216.3mm長さ9mの杭状のものを構築します。これを47本つくり地盤を安定化させ、その上にのる建物本体が沈下しないように改良します。
今回の工法はスクリューフリクションパイル(SFP工法)といって、従来の柱状改良というセメントミルクと土を撹拌しながら掘削し、土の中にコンクリートの柱を造ってしまう工法に代わる比較的新しい工法です。セメントミルクと土を攪拌させないので、汚泥の処理が不要になります。

杭の周囲には螺旋状の節を形成することによって、柱状改良工法より非常に大きな支持力確保が実現しました。そのため、補強体の軸径を細くしつつ、従来の柱状改良工法と同等の支持力を維持することが可能となりました。